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鈴木 洋介
国際医療福祉大学作業療法学科4年

第9回対人援助のワークショップ参加
第10・11回対人援助のワークショップ スタッフ

参加したきっかけは?

 参加したのは大学2年生の冬。他の大学のセミナーに参加した時、友人からこのワークショップを紹介してもらいました。その時、大学の友達どうし同じ対人援助の仕事を目指している割には、対人援助について議論する機会がないと感じていました。今思うと、その時期は大学4年間の中で一番自分の仕事とは何か、対人援助とは何かについて考えようとしている時期だったと思う。「対人援助」を学べるというキーワードにピンときて、思い切ってこのワークショップに飛び込んでみました。

参加してみた感想は?

 このWSは大きく2つ得ることが出来ると思う。1つは3泊4日で、普段の生活よりもっと長い時間誰かと一緒にいて、ただげらげら笑っているだけかといったらそうでもなくて、一つの目標に向かってチームの中で議論しあっていく。そういう中で、自分の意見を言ったりとか、そのグループの中で分かり合おうとするとか、一つの目標に向かってみんなで階段を上っていく。どう伝えるか、どう受け止めるかと右往左往もするんだけど、グループの中で人とのつながり方を学ぶことができたかな。今でも続いているけど、将来のことを考える仲間ができたよ。
 もう一つは、患者さんを中心にそれぞれの職種が自分の仕事における視点を持ってアプローチしているという、現場の動きを見れたこと。それぞれ、身にまとっている職種は違うんだけど、自分なりのやり方で患者さんにとってプラスになることを熱く考えている。一番印象に残っているのは、患者さんの話をしている時のヘルパーさんの目がきらきらしていたということ。自分が作業療法士として臨床に出た時は学生という立場ではなく何か役割を持ち、社会的な責任を持って出るわけだから、たぶんああいう目の輝きは見れなかったかもしれない。

参加後どう変わった?

 対人援助のワークショップを通してからは、いろんな人とのコミュニケーションについて考えるようになりました。コミュニケーションってなんだか広いけど、自分の意見をどう伝えるか、どう相手の意見を聞くのか、どう建設的に物事を解決するとか。それは職種間において有効だと思う。あと、患者さんと接する時もただ機械的にメモにあることを聞いていくんじゃなくて、日常的な会話の中で、患者さんの生い立ちとか生き方とか現状に対しての思いとか、どういう風にして聞いていけばいいのかもこのワークショップを通じて考えられたことの一つかな。

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